2019年10月25日(金)の台風21号で水没した非常用発電機を、千葉県茂原市で調査してきました。
大雨で一帯が冠水し、発電機のパッケージにも、内部のエンジンにも、横一線に水面の跡が残っていました。地面から67cmの高さです。エンジンのセルモーターを回すためのバッテリーも完全に水没して泥を被っています。きっとショートして放電し、12V以上あるはずの電圧が1Vちょっとに低下していました。発電体の中も泥だらけ。当日は商用電力が停電する前に水没してしまい、この発電機は始動する事無く終わったそうです。
いくつか確認した後に用心しながら少しセルモーターを回すと、ほぼ2週間が経っているにもかかわらず、やはり中から泥水が出てきました。水道水のようには乾かないみたいです。